アポ電が掛かってきたら最初にやる対策~警告メッセージ付電話が守る特殊詐欺対策 - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

アポ電が掛かってきたら最初にやる対策~警告メッセージ付電話が守る特殊詐欺対策

 
特殊詐欺

見ず知らずの家に電話を掛けて、言葉巧みに金額を騙し取る「振り込め詐欺」や「オレオレ詐欺」の発生件数が、昨年に比べて9%ほど減少したことを警察庁が公表しました。

特殊詐欺の犯行手口がTVで報道され、各家庭に幅広く認知されるようになったことが減少した要因でしょうが、とは言え平成30年の特殊詐欺の発生件数は全国で約16,500件、被害額は約357億円となっています。

この数字は発生件数が低かった平成22年の約6,900件の2.4倍に当たりますが、9%減少と言っても全国で1,700件ほど少なくなっただけに過ぎない数字です。

それに変わってか、今「アポ電」という、家に電話を掛けて在宅を確認してから堂々と強盗に入る手口が横行し始めています。(家人がいる中での犯行です)

今回のお題は、この「アポ電」の手口とはどういったものか。そして「アポ電」から身を守るためにはどういった対策が必要か!についてお話します。



  アポ電!その手口は押し込み強盗と何ら変わらない

振り込め詐欺やオレオレ詐欺は、電話を解して被害者本人に銀行ATMへの入金を促したり、場所を指定して受け子が現金を受け取って持ち去る手口です。

その犯行は今までは被害者に危害を加えるようなことは少なく、人の弱みに付け込んだ巧妙な手口で現金を手に入れるだけのもので済んでいました。

この「アポ電」は、電話口で警察官や役所職員を名乗って、住まい状況、家族構成、手持ちの現金の額を聞きだした後に、すぐさま家に押し掛けて金品を奪う!といったやり方です。


アポ電

その犯行は押し込み強盗と何ら変わるものではありません。
家人が寝静まってから空き巣に入る「居空き」とはまた違って、家人に乱暴を働き拉致状態にして金品の在り処を聞き出して、すぐさま現金を盗んで逃亡するといったやり方です。

実際に今年の始めにアポ電手口の犯行で、東京都渋谷区初台と笹塚に強盗が押し入り、この3月には江東区東陽町でアポ電で聞き出した情報から殺人未遂事件が起き、どちらもすべて金品が奪われています。


  特殊詐欺被害に遭う年齢は70歳以上!高齢女性に多い

振り込め詐欺やオレオレ詐欺はもう知らない方はいないでしょう。
実際に私の実家にも息子(私)の名を語ったオレオレ詐欺の電話が何度か掛かって来ているくらいですからね。

とは言え、今だ全国で約16,500件も起きているわけですから、騙される方はやはり心理的なところを突かれて簡単に騙されてしまうのです。

その被害者の多くは「高齢者」です。


自転車交通違反
出展:警察庁(特殊詐欺の被害者年齢・性別割合)

60歳くらいから騙される方が増え始め、70歳代以上の方が被害件数の半分以上を占めていますが、特に気になる点が被害に遭う方が高齢女性に集中しているということです。

高齢女性は人が良すぎると言うか疑うことを知らないと言うか、電話の向こうの見えない相手を疑うでもなく、話す内容をすべて鵜呑みにしてしまう傾向にあるんですよね。

そのやさしさに付け込まれて、こんなに高齢女性が被害を受けているわけです。


  振り込め詐欺からアポ電へと手口が変わった理由!

今までの振り込め詐欺やオレオレ詐欺犯罪には必ず頭(元締め)がいて、頭が計画を立てて、電話を掛ける人間と現金を受け取る「受け子」といった、役割分担をはっきりさせた組織的犯行で行われていました。(ほとんど会社組織と同じです)

実行段階でも計画性が高く捕まるリスクを最小限にして、手を変え品を変えて騙し続けて来ましたが、ただ今ではその手口がバレ過ぎて通用しなくなってきているわけです。

現金を受け取る「受け子」にしても、被害者と会った段階で警察が待ち構えていて逮捕される確率も高くなってきているし、銀行口座から引き出そうとしても、銀行のATMには防犯カメラが必ず付いているので、実行範囲が狭められているわけです。
(被害者が現金を振り込んだ口座は銀行の管理下でしっかり犯人と紐付けされています)


受け子

変な言い方ですが、今の振り込め詐欺やオレオレ詐欺犯罪は、やる方に取っても捕まるリスクが高過ぎるってわけですよね。

”じゃあ危ない橋を渡らず、直接本人から強奪すれば良い!”ってことで金融機関を通さない、被害者に危害を加えるこのアポ電の卑劣なやり方が増えてきているのです。

このアポ電に振り込め詐欺やオレオレ詐欺のような計画性はありません。プロではないやり方を見れば、捕まる確率の高いタダの押し込み強盗と同じようなやり方です。

アポ電は振り込め詐欺やオレオレ詐欺犯罪で、人を騙せなくなって稼ぎにあぶれた人間がやっているらしいですが、現金受け取りや銀行振り込みといった捕まるリスクを排除する手っ取り早いやり方です。

それと蛇足ですが、アポ電は掛ける相手の地元の方言を使って電話するらしいので、方言特有の言葉使いや話の内容に不振な点があったらすぐに警察に連絡することです。


  自分のことを根掘り葉掘り聞かれたらアポ電と思うこと

アポ電犯罪を成立させるためには、まず被害者の在宅状況を確認する必要があります。

その確認方法や手口は以下のようなものです。

<よく使うアポ電の手口!>
  • 名簿から被害者宅を特定
    不正な手口で手に入れた名簿から、近くの家を狙って電話を掛ける。
    これは電話を掛けて在宅が確認できたらすぐに駆けつけるためのものです。

  • 警察官や役所職員の立場を語って危機感を煽る
    偽警察官の場合:”今この付近で空き巣事件が増えているので、多くの現金を家に置いておくことは危険!”、今どのくらいの現金が家にありますか?ご家族は現在ご在宅ですか?
    ・・・といったリアルな話でたたみ掛けます。

    偽役所職員の場合:役所を名乗れば、まず間違いなく還付金詐欺。
    ”払い過ぎたお金が戻ります!”が常套句ですが、還付内容確認などと理由を付け、家族構成や昨年の年収などを聞き出し、”確認が取れました。”・・・確認が取れたのは1人で在宅だ!ということです。

  • 家まわりの防犯施設には無頓着
    防犯カメラや逃亡経路を確認。逃走車両の置き場所確保。普通は調べますがね。
    アポ電の場合は、防犯カメラなどがあっても”逃げ切る!”といったことを前提にして行われるようで、今年始めに起きた渋谷区初台と笹塚の事件もバリバリ防犯カメラに写っていました。計画性のない若年層に多い犯罪です。

さすがに電話口で警察官を名乗って”○○警察署捜査○○係の□□です!”と言われたり、”役所納税課の○○と申します!”と切り出されたら信じてしまいそうですが、ただ良く考えてみてください。

こういった内容の話を警察官であれ役所であれ、電話を介して尋ねられることは絶対にありません。警察官であれば家に直接お伺いするでしょうし、役所ならまず還付される旨の書面を送ることから始まります。

変な話には必ず嘘があります。
決してこういった話に乗らないことです。


  アポ電被害の原因は電話の会話にある!アポ電対策

振り込め詐欺やオレオレ詐欺、アポ電はすべて電話を介して行われる特殊詐欺犯罪ですし、どこからか漏れて知られている住所や電話番号といった個人情報は消すことはなかなかできません。

個人情報は裏の世界で売られていますし、掛けられてくる電話も1回だけではありません。違う犯行グループからも電話が掛かってくる可能性だって否定できません。

こういった電話が掛かってくるからこそ特殊詐欺で騙される方がいるわけですから、その対策として電話に出る前に、相手側に”お前怪しいぞ!”みたいな警告メッセージ!が電話から流れる機能が付いていれば、十分に振り込め詐欺やオレオレ詐欺犯罪、アポ電対策になるはずです。

掛かってきた電話に出る前に、相手方に流れる警告メッセージは以下のようなものです。

<警告メッセージの一例!>
  • この電話の通話内容は防犯のために録音されています。あらかじめご了承ください
  • 振り込め詐欺対策としてあなたとの会話を録音します。始めにあなたのお名前をおっしゃってください。

この警告メッセージ機能を使うには、残念ながら別途、音声装置を取り付けるか、警告メッセージ機能付き電話に取り替えるかしか方法がありません。

ただ電話を掛けてきた犯人も、さすがにこの警告メッセージを無視してまで話をしようとは思わないはずですし、TVでもこの機能は特殊詐欺対策としてかなりの効果を発揮している!と防犯アドバイザーが言っていました。

警告メッセージが自動的に流れます(ON、OFFできます)し、会話が”音声!”として記録されるので証拠が残るわけです。なので警告メッセージが流れた段階で、アポ電側も音声記録を嫌がり、すぐさま電話を切る効果があるわけです。

考えてみればこういった機能付き電話は、宅配便を装った押し込み強盗や他の防犯対策にも役立ちそうですよね。家を守るには十分な防犯効果があると思います。


  今の電話を簡単に警告メッセージ付きに変える方法!

今の世の中便利になったもので、今使っている電話を警告メッセージ機能付き電話に簡単に変えることができますよ。

電話工事といったものも一切必要なく、今使っている電話線をモジュラージャックに取り付けるだけで簡単にこの機能を付加することができます。

その例をひとつ挙げると、「KOBAN」というボイスレコーダー録音再生機能付きのモジュールを取り付ける方法です。下にこの「KOBAN」をご紹介します。




KOBAN


誰でも簡単に取り付けられるものだし、今使っている電話もそのまま使い続けることができます。

それ以外のやり方としては、警告メッセージ機能付き電話に取り替えるといった方法になります。下に警告メッセージ機能付き電話で人気のあるものをご紹介します。




これは単純に今付いている電話をまるごと取り替えるだけですし、この機種も警告メッセージ機能をON、OFFすることができます。


  アポ電が掛かってきたら最初にやる対策(まとめ)

振り込め詐欺やオレオレ詐欺犯罪、アポ電といった特殊詐欺で狙われるのは、やはり裕福そうな「高齢者」です。リストで勤め先まで分かっているので、どれくらいの資産を持っているかはこれで分かります。

現実的な話で申し訳ありませんが、高齢者は会社生活から離れて久しいわけですし、就業ブランクが長い分、世間の動きなど詳しい内容にはあまり興味を持っていない方が多いです。

高齢者の方は若かった頃と比べて疑うことを忘れがちになりますし、特殊詐欺犯はそんな方に絞って狙いを付けるわけですから、高齢者に被害者が多いのも分かります。

この手口の厄介な点は、電話口で”すぐ回答を求めるような質問!”ばかりが投げ掛けられ、考える時間を与えない!ということです。

”○○時までに現金を振り込まないと・・・”とか、”○○時までに手続きしないと法的手続きに進みます!”といった考える時間を与えないやり方でたたみ掛けるので、いっそのことこういった電話には出ないことが一番良いやり方ですよね。

とは言え、電話に出ないわけにも行きませんから、この警告メッセージ機能付き電話をうまく活用することで、振り込め詐欺やオレオレ詐欺犯罪、アポ電といった特殊詐欺に十分防御できるはずです。

ホームセキュリティと合わせて、親にこの警告メッセージ機能付き電話をプレゼントするのも良いかも知れません。




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