認知症治療の昔と今!進行を抑えるトレーニング方法と徘徊による居場所喪失対策 - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

認知症治療の昔と今!進行を抑えるトレーニング方法と徘徊による居場所喪失対策

 
介護老人

昨日の読売新聞の一面に「認知症」のことについて書かれていました。
日本では全国で約462万人(2,012年集計)の方が「認知症」を患っているそうで、2,025年にはその数が約700万人にも増えると予想されています。

この一面にはもっと衝撃的なことが書かれていました。
「認知症」で入院した方の約3割は、本人の意思とは別にガリバーのように身体を縛られて、強制的に自由を拘束されるような処置をされているそうです。

入院中の事故防止のために採られている措置でしょうが、普段気にしない認知症の治療現場の一端を見たような気がします。



  認知症治療の昔と今!認知症は治る可能性を秘めている

この読売新聞の記事はあまり気分の良いものではありませんでしたが、こういった医療現場での荒っぽい措置は今まで公表されていませんでした。

精神病院を除く一般病院では、身体拘束についての法規制はなく、こういった措置は現場の裁量・判断に任されていたことがあまり公表されていなかった原因だと思います。

ただすべての施設で患者を身体拘束できるかというとそうでもなく、介護施設ではやむを得ない場合を除き、身体拘束は原則禁止とされているそうです。

”でもやっぱり身体拘束はするんだ・・・”
この現実にちょっと驚きましたが、増え続ける「認知症患者」の身体拘束の裏には介護職員の「人手不足」があるそうで、これについては人によって賛否両論がありそうです。

この記事を読んでおられる方のご家族にも、認知症初期に現れる”物忘れ”や”徘徊”などの症状を持っている方もおられて、今後の心配をされている方もいると思います。

参考になるかは分かりませんが、公益財団法人長寿科学振興財団のHPには、”「認知症」は発症したら絶対に治らない!”という見方をある程度否定することが書かれていますので、よろしければ参考になさってください。


認知症
出展:公益財団法人長寿科学振興財団

公益財団法人長寿科学振興財団では、認知症疾患の中には「治療可能」であったり、中には「回復可能」なものがあるとし、”治療をしないでいることが問題”として、アルコール摂取など「認知症」に掛かりやすい要因を避けることが挙げられています。

参考:公益財団法人長寿科学振興財団

これを逆に捉えれば、こういった要因を排除することで認知症の進行を抑えられる可能性があるということですよね。

さらに続けると、過去に医学会では「認知症状は慢性に進行性に経過し、回復しないのが通常である」と謳われていましたが、現在では認知症の診断基準からそういった項目は外されています。

こういった除外項目は、回復している患者が増えてきたことに端を発して、医学会でも”認知症はすべて治らない!”といった今までの見方が通用しなくなってきたことによるものです。

「認知症」の治療には、薬物による治療と薬物以外の治療があります。
薬物による治療は医師に任せるほか仕方ありませんが、薬物以外のもので治療することは患者本人にもできることです。

家族のアシストがあってのものですが、ご家族に認知症の初期症状が現れたら、薬物以外の治療(トレーニング方法)を試してみてください。

以下に本人でもできる治療方法をご紹介します。


  認知症初期段階で進行を抑えるトレーニング方法!

自分でできる認知症防止トレーニングには、昔から行動・心理症状(BPSD)を改善させる方法が採られています。

行動・心理症状(BPSD)の改善にはいろいろありますが、その一例を下に書きますね。



<認知症初期段階で進行を抑えるトレーニング方法>
  • 漢字の書き取りやドリル!
    小学生レベルの漢字の書き取りや簡単な四則計算の反復練習
  • 音楽、絵画、陶芸、盆栽
    自分でCDをセットしたり、興味のある陶芸について調べたり盆栽を手入れする
  • 囲碁、将棋など
    自分の持っている心理に楽しさを実感させる
  • ウオーキングなど軽い運動
    汗をかくことで筋力を向上させて代謝を活発にさせる
  • ペットを飼う
    ペットのお世話を自分でさせ、世話に必要なものを自分で選ばせる
  • 家族・友人・ご近所さんとの会話
    昔話でも良いので家族やよそ様と会話をさせることで脳の働きを活発にさせる
  • 手先を使う癖をつける
    ワープロ、パソコン、切り絵など、目の動きと脳の働きを活発にさせる

ほかにももっとありますが、治療の大前提として身体を動かさないことには脳も働かないということです。

文献によると脳は目からの情報が脳に伝えられて行動に移るので、身体を動かすことで得られる目からの情報は正常な行動判断を煽るので、とにかく身体を動かすことが大切です。

じゃ寝たきりの方はどうなの?って話ですが、ワープロ、パソコンなどのローマ字変換はかなり目の動きと脳を使いますし、キーボードの配列も思い出すのでかなりの効果が期待できるそうです。実際に私もその現場を目の当たりにしています。

私の友人の父(高齢者です)が骨折で入院した際、何をするでもなく身体を動かさず、筋力低下でさらに動くのが面倒になり、そのうち認知症の気が出始めて、息子がそれを心配して家にあった古いワープロを使わせて認知症の進行を止めていました。

医師からの提案だったそうですが、ワープロ世代で働いていた時期のある父親でしたが、最初はまったくキーボードを打てなかったそうですが、やはり昔のことを思い出して、徐々に使えるようになったそうです。

「認知症」の初期症状は、こういったちょっとのことでも改善効果が期待できるそうなので、もしご家族に認知症の初期症状が出始めたら、こういったことを一度試してみてください。


  認知症初期症状は行動に感情を持たせるのが大事!

上の項目で認知症の進行を抑える方法を書いていますが、上で挙げた項目の中には脳を使って達成させるだけのものも多く、脳を活性化させる行動としてはいまいちピンと来ませんよね。

ワープロにしてもキーボードを打てば文字が変換されて、それで目的が達成されているだけです。

確かに脳が動いているので初期段階でのトレーニングとしては効果的だと思いますが、ただ”変換した!”それだけですよね。

そこには物事を達成させた喜びや美しさなどを評価する「感情・喜怒哀楽」というものがありませんよね。

感情とは、”うまく変換できた!”といううれしさだけではなく、どれだけきれいに作れて、本人がどれだけそれに満足できるかです。

切り絵

ひとつ例を挙げると、「切り絵」などは昔から認知症治療に使われているものです。

「切り絵」は最初に何を造るか!どういった色を使うか!背景をどうするか!を考えて手先をうまく使って影を持たせて形造るものです。

「切り絵」の良いところは、完成した後、本人に上手い、下手の評価が露骨に現れるという点です。

色紙を何枚も組み合わせて使って立体感を出すものなので、誰が造っても出来栄えに”上手い、下手”が現れますから、そこにそういった出来、不出来を評価する感情が加われば脳も活性化するのでしょう。

昔から「切り絵」が認知症に効果があるという理由はここにあります。



この「切り絵」はご高齢者に人気のあるものですが、認知症防止に限らず家族や若い方でも趣味の一環としても楽しめるものです。

もしご家族に認知症の初期症状が現れたら、趣味を持たせるという意味でも「切り絵」は効果を発揮します。


  認知症初期症状の方に多い居場所喪失!その対策とは

上で紹介した「切り絵」は出来、不出来、上手い、下手などの感情移入もあって、脳を活性化させるにはかなりの効果が期待できるものだと思います。

ただ「切り絵」は室内でのトレーニングであって、やはり室内にいるだけでなく、患者を外に連れ出すことも大切です。

まだ症状が初期の段階では一人で散歩をさせるのも良いと思いますが、現在、「認知症」での徘徊で自分の居場所が分からず、警察に保護された方は年間1万6,000人にも上るそうなので、そのあたりの見極めは重要です。

徘徊は家族の目が届かない一瞬で起きてしまうので厄介です。

このブログでも紹介していますが、一人で外出させるにしても、PCからGPS機能を使って本人の居場所を特定できる「まもるっく」などの「通話機能付き緊急通報端末」などを持たせるのもひとつの方法です。


まもるっく

月額1,100円から通話機能とGPS機能、駆けつけサービスが使えるせいか、これも徘徊対策としてかなり普及しています。(子供の見守り対策にも使えるものです)

特に携帯電話を持たない方に、この「まもるっく」を持たせているご家族が多いです。
参考に下に「まもるっく」がどんなものかをご紹介をします。


緊急通報端末「まもるっく」

警備会社
アルソック綜合警備保障
「まもるっく」
<搭載機能>
位置情報確認〇:GPS機能搭載
緊急通報〇:ボタン1つでアルソック受信
駆け付け
サービス
〇:緊急信号受信後
緊急通報端末
との通話
〇:家族の持つ携帯との通話
(電話対専用端末との会話)
異常検知
システム
〇:転倒感知や一定時間操作が
ないとアルソックへ自動通報
緊急情報の受信〇:地震速報、津波情報
などを自動受信
その他の機能〇:ヘルスケア機能
万歩計機能等
利用料金月額1,100円から
追加料金位置確認を何回行っても無料
無料資料請求〇:無料で資料請求ができます
無料請求はまもるっくから!

認知症に徘徊が加わるとかなり危険度が増します。
田んぼに落ちたり、交通量の多い道路を横切ったりと危険なことだらけですが、そういった危険を避ける意味でも「まもるっく」は役に立っています。

固定電話や携帯電話から「まもるっく」を持っている方に電話を掛けると、勝手に「まもるっく側」のスピーカーONになって本人に呼びかけることができますし、ハンズフリーでの会話もできるものです。

「まもるっく」に関してはこちらの参考記事に詳細を書いていますので、そちらも参考になさってください。

参考記事:
>>「まもるっく」モバイル見守りセキュリティ~通話機能搭載端末の利用シーン!

今回の記事が参考になればありがたいです。


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