危険意識が足りない「ながらスマホ」で事故を起こした場合の判例と責任の所在! - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

危険意識が足りない「ながらスマホ」で事故を起こした場合の判例と責任の所在!

 

  記事本文!!

危険意識が足りない「ながらスマホ」で事故を起こした場合の判例と責任の所在!
ながらスマホ

かなり前から社会問題とされてきた”ながらスマホ!”による人身事故!
数ヶ月前、ながらスマホで自転車を運転中に歩行者に追突して死亡させたとして、神奈川県在住の女子大生と茨城県在住の男子大学生2人が裁判所に書類送検されています。

この判決の行方を見守っていた方もいると思いますが、女子大生に裁判所が下した判決は「重過失致死罪」(重過失致死罪:重大な過失で人を死亡させた罪。法定刑は5年以下の懲役・禁固又は100万円以下の罰金)

以下に死亡事故当日の2人の行動について列記しますが、とても”運が悪かった!”で片付けられる話ではありません。この死亡事故の先には被害者の家族がいるわけです。

判決が下される(た)加害者2人は、この重さを一生背負って生きて行くことになるのですが、その肩には「損害賠償」という別の重い荷も載っかることになるのです。



  ながらスマホで起こした交通事故!その判決は?



自転車は免許を必要としないため幼稚園児でも乗れるものですが、誰が乗るにしても道路交通法上の「軽車両」に分類されますから、事故を起こした場合、すべて道路交通法、車両運送法、または刑法によって裁かれることになっています。

中には「軽車両」に間違った認識を持っている方や、「軽車両」自体の定義を知らない方も多いのではないでしょうか。道路交通法上、「軽車両」は以下のように定義されているりっぱな「車両」です。


<道路交通法第2条第1項第11号・軽車両の定義>
自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。

死亡事故を起こしたこの2人も成人そこそこの年齢ですから、「軽車両」の定義くらいは知っていたと思いますが、それを意図せず事故を起こした発端にはやはり事故への意識の低さがあったのでは?と思います。

ぶつかっても”ごめんなさい!”レベルで済むと思っていたのでしょう。
と言うか、それすらも頭になかったと思います。

ちょっと酷ですが、”こういった行為が事故の原因になる!”という戒めの意味を込めてこの2人の起こした死亡事故の状況を列記しますが、この中の一部は自分もやったことがある行為が含まれてかも知れません。


<女子大生(成人)の行動>
  • 乗っていた自転車は電動アシスト付自転車
  • 乗車中にスマホを操作
  • イヤホンでスマホの音楽を再生、視聴
  • 右手には飲料の容器を持っていた
  • 左手でスマホを操作していた
  • 走行中、歩行中の77歳の女性と衝突。女性は2日後に死亡
  • その後、在宅起訴

この事故で、横浜地裁川崎支部が27日に、禁錮2年、執行猶予4年(求刑・禁錮2年)の判決を言い渡しており、判決理由として「周囲の安全を顧みない自己本位な行為で過失は重大」と延べている。

かたや男子大学生に至ってはもっと悪質なもので、被害者を放置した「ひき逃げ」行為に及んでいます。


<男子大学生(未成年)の行動>
  • 乗っていた自転車はマウンテンバイク
  • 事故時は夜間
  • 無灯火走行
  • 乗車中にスマホを操作
  • 走行中、茨城県在住の男性(62)と衝突
  • その場から逃走(ひき逃げ)
  • 被害者は次の日に死亡
  • その後加害者は警察により梗塞される

この男子大学生による事故は現在裁判所に送検中で、近日中に判決が下される予定です。
事故を起こしたのが未成年であるということと、ひき逃げという条件が女子大生とは異なり、刑法も視野に入れた審議で長引いているのだと思います。

この事故で女子大生はすでに大学を辞めておりますが、裁判で真っ先に出た言葉が「急いでいたことが事故原因」!と主張(反省)の弁を述べている。

これに対し裁判所は”急いでいたことが事故原因”と言う前に、”危険であることを認識した上での行動に反省が見られない!”というのが「重過失致死罪」とした裁判所の見解でした。

考えさせられる事件ですね。
これは私の所見ですが、まず事件前の自転車に乗っている2人の格好を見ると、サーカス並の離れ業で運転されているようです。

女子大生の場合、右手にドリンクボトル、左手にスマホ・・・どうやってハンドル操作やブレーキ操作ができるのか不思議でなりませんし、おっかなくて私には到底できる芸当ではありません。

ただこの女子大生は両手が塞がっているのにも関わらず自転車に乗れるのですから、ある意味凄い芸当だと冷やかに思います。

男子大学生の場合は、これは同情の余地のないものです。
無灯火、ひき逃げ!・・・それで被害者が死亡って、これって刑法で裁かれてもおかしくはないレベルです。

女子大生に執行猶予4年が付いていますが、”大学を辞めている!”、”もうすでに社会的制裁を受けている!”との弁護側の主張も心なし響かない言葉のように思います。

彼らはこれからこの事態を一生背負って行くことでしょう。
まずは、残された被害者への誠意ある謝罪と、これからの自分の人生を大事にしてもらいたいと思います。


  成人、未成年に関わらず責任は当事者に降りかかるのがながらスマホ!

実は私も一度この「ながらスマホ」の被害にあってケガをしたことがあります。
相手は若い女性で深夜に自転車で突っ込まれました。

参考記事:
”ながらスマホ”が起こすその犯罪と被害!~間違いだらけのスマホの使い方!

こういった事件は今に始まったことではなく、もう何年も前から起きており、その損害賠償額は死亡の場合、5,000万円~1億円が相場と言われています。

こういった場合の金銭的対処はどうすればいいのでしょうか。
男子大学生はまだ未成年であるため、親の監督が問われることになるでしょうし、今後、家族を巻き込んだ話になるでしょう。

かたや女子大生は成人ですから、責任はすべて自分に降りかかることになります。

損害賠償額によっては最悪の場合、自己破産ということにもなりかねないのが「ながらスマホ」です。

もしよろしければ一度自動車保険の契約内容を確認してみてください。加入されている自動車保険には傷害保険が付加されていますか?

自動車保険には、自分のみならず家族が起こした自転車事故の補償を賄ってくれるものがオプションで設けられていますので、過失で起こした場合に保証を受けることができます。



自転車ごときで人が死ぬって考えにくいことですが、これが現実です。
今後も意識が低い分、ながらスマホは減りそうもありませんが、ハワイでは10月から「ながらスマホ」で道路を横断すると最大35ドルの罰金が科せられるそうです。

ながらスマホは時間短縮が目的でしょうが、たった1分立ち止まって見るだけで事足りる行為です。(たった1分で済む話です)

せっかく便利なスマホを使っているのですから、”あっ!・・・”となる前に正しく使った方が自分を助けることにもなることを心の中に入れておいてください。

道路交通法上の「軽車両」の位置付けを考え直してみてはいかがでしょうか。
こういった事故は他人を巻き込み、必ず相手を不幸にしますから。


<スポンサーリンク>




このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
  広告関連!!










コメント
非公開コメント

トラックバック

https://kateibouhan.blog.fc2.com/tb.php/228-dd0532c1


ホームセキュリティ高齢者 綜合警備保障 ホームセキュリティ 【資料請求】

▲PageTop