「ブレーキの踏み間違い」を補償する対人・対物賠償責任保険へ加入する意味! - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

「ブレーキの踏み間違い」を補償する対人・対物賠償責任保険へ加入する意味!

 
高齢者の過失

ここ3日ほど連続で、ブレーキの踏み間違いで車が歩道や建物に突っ込む事故が起きていますね。昨日(6/12)も、東京都新宿区で52歳の男性がブレーキとアクセルを踏み間違えて、3人の方が怪我を負い救急車で病院に運ばれています。

このブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が最近TVで頻繁に報道されるようになりましたが、それもそのはず、この”踏み間違え!”による事故は年々増えており、最近では年間7,000件ほど発生しています。

その多くは24歳以下の若年層と75歳以上の高齢者の過失によるものですが、昨日起きた事故は、まだまだ若い52歳の男性が起こしたもので、年齢だけでは図れないものになっています。

この踏み間違え事故では数人の重傷者は出たものの、幸い亡くなった方がいなかったので、最近の誤発進事故から見ればまだ被害が少なかったレベルです。

ただ、こういった事故を起こしてしまった加害者と被害者の今後はどうなるのでしょうか?
被害を受けた方の補償関係はどうなるのでしょうか?



  業務上過失致死傷罪から自動車運転過失致死傷罪へ!



ブレーキとアクセルを踏み間違え!
こういった事故は、以前は死傷事故の場合、「業務上過失致死傷罪」で処理されていましたが、平成19年に法が改正され、過失犯の特別類型としてこの「自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)」が新設され、以前より重い刑が科せられるようになりました。


<業務上過失致死傷罪と自動車運転過失致死傷罪との違い!>
  • 「業務上過失致死傷罪」:
    5年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金
  • 「自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)」:
    7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金

上の法改正により、現在では車両運転に伴い過失によって人を死傷させた場合、刑法ではなく自動車運転処罰法によって処理されています。
(*過失の度合いによっては自動車運転処罰法と刑法適用の2つがあります)

ただこの罰則規定は、正常な状態で起こしてしまった過失運転に適用されるものであって、アルコール服用や薬剤、無免許などの悪質の場合には、最大20年以下の懲役が加算されることになります。

正常な状態ではない運転!
ひとつ例を挙げると、昨年、東名高速で起きた男性による「危険運転致死」に関しては、その悪質さから自動車運転処罰法ではなく、刑法によって処罰されることが決まっています。

現在、横浜地検がこの人間を起訴していますが、最高刑20年に、他の罪(脅迫・暴行罪等)が検察で立憲されれば、さらに罰則が加算されることになります。

今回の事件では死傷者が出ていないので、「過失運転致傷」という形になりますが、ではこの「過失運転致傷」が年間どのくらい発生しているかご存知でしょうか?


<自動車運転処罰法違反の主だった発生件数!(平成27年)>
  • 「自動車運転処罰法違反」:全発生件数510,431件
  • 「過失運転致死」:3,125件
  • 「過失運転致傷」:505,251件

内閣府の調べでは、平成27年の「自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)」で対象となった件数は510,431件で、今回の事故で発生した「過失運転致傷」は505,251件でした。

この「過失運転致傷」を全国1日当たりに換算すると、約1,400件/日という考えられない数字になっています。

また、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故件数は、年間約7,000件にも上ります。


イタルダデータ
出展:イタルダデータ

事故の大小はあるものの、「過失運転致傷」が1日1,400件という数字を逆に捉えると、普通に歩いていてもそれだけ被害に巻きもまれる確率が高くなるということにもなります。

過失は誰にでもあるものですが、こういった突発的な事故で一番被害を被るのは、加害者と何の面識もない一般市民です。

では、何の落ち度もなく、突然巻き込まれてしまった被害者には、どんな形での救済となるのでしょうか。


  被害者救済!自賠責保険と自動車保険の大きな違い!

過失によって事故に巻き込まれた被害者への救済は、事故を起こした車両に付いている自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と自動車保険(任意保険)の「対人賠償責任保険」になりますが、もし補償額に不足分が生じる場合には、自己資金による補償補填となります。



どちらの保険も、基本、自分(加害者)を救済するものではなく、あくまで被害者を救済するためにあるものです。

対人賠償責任保険

自動車保険(任意保険)の場合、「対人・対物賠償責任保険」に加入されている方のみ行使できるものですが、残念ながら中には自賠責保険だけで補償が賄えると安易に考えている方もおられます。

例えばご自宅で所有する原付バイク!
原付バイクには自動車保険(任意保険)が掛けられていますか?

原付バイクなどの比較的小さな車両は、人身事故率が車に比べて少ないとの見方も多く、加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)のみで運転される方がいますが、自賠責保険の補償の対象となるのは、あくまで対人賠償のみです。

自賠責保険は、死亡事故で3,000万円、治療の必要がある事故で120万円が自賠責保険の上限ですので、原付と言えど、死亡事故を起こしたとすれば億単位の補償が発生するので、とてもとても自賠責保険だけでは賄えるものではありません。

それに、今回の事件のような家屋に突っ込んだ!信号機を壊した!なとの物損に関してもすべて自己負担になるので、総支払額はかなりのものになります。

そこで被害者、加害者双方の救済にもつながるのが、自動車保険(任意保険)の「人身傷害保険」と「対人・対物賠償責任保険」です。

この2つの保険は、特約に”無制限”を付けている場合、本人に重度の過失がない場合においては、被害者側の入院費や治療費、物的損害の補償され、自分の車の搭乗者などすべてが無制限で担保されます。

「人身傷害保険」は、速度超過や飲酒運転、居眠り運転などの故意または重度の過失の場合には適用対象外となりますが、今回のような故意性のない”ブレーキとアクセルの踏み間違え!”については、運転操作ミスと見なされて適用される可能性が高いわけです。

それに「対人・対物賠償責任保険」などでありがちな3,000万円補償と”無制限”では、掛け金にそんなに多くの差はありません。

何のため保険か?を考えると「人身傷害保険」、「対人・対物賠償責任保険」は無制限を選ぶべきです。

また、それに加え、もし今車を所有して自動車保険(任意)に加入しているのであれば、どこの保険会社でも「ファミリーバイク特約」というものがありますので、一度、保険会社のサイトを確認してみてください。


  自転車事故の補償~「個人賠償責任特約」の補償内容!

最近、自転車での人身事故が増えてきていて、自動車事故以上に注目されています。

多くの自動車保険には、車の運転とは別に「個人賠償責任特約」が設けられており、万が一、ご自分や家族が自転車で接触事故を起こして相手にケガを負わせてしまった場合でも、入院費や通院費、後遺障害までも全額補償してくれるものです。

自動車保険は、特約や補償額を多くすればそれだけ掛け金が高くなりますが、高額補償事例が多くなってきているこの時代には、転ばぬ先の杖とでも言いますか、こういったことでも保険選びは自分を守る術として、現実を見据え慎重に選びたいものです。

自動車保険の更新時には、その辺を考えて特約項目に一度目を通されてください。





個人賠償責任特約・ファミリーバイク特約の内容はこちら!

「ブレーキの踏み間違え」を補償する術と自転車事故への対応!
参考になさってください。


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