軽い接触事故でも届出は必須!「コツン接触」をしたときのスムーズな対処方法!

今週から待ちに待ったゴールデンウイークが始まりますが、帰省や旅行の計画を立てているご家庭も多いと思います。
多くの方は9連休ではないでしょうか?私も9連休を確保したので車で帰省する予定ですが、毎年のことながら高速道路のメチャ込み覚悟での帰省になるはずです。
車での帰省のメリットは、こういった渋滞の合間を縫って出掛けられることですが、それでも走行中に時間が経って、先に待ち構えている数十キロの渋滞にはまってしまいます。
これからはまる高速道路での渋滞で、注意するポイントをご存知でしょうか?
自動車保険に加入していると連休前にそういった注意事項を知らせるメールが届きますから、今一度ご確認してお出掛けください。
信用できない!渋滞時の衝突安全装置の弱点ともろさ


今年の連休中の渋滞は、27日~28日に掛けて帰省ピークが、5日~6日に掛けてリターンピークが予想されています。
これは間違いないでしょうが、9連休が取れなかった後半組みさんが30日に出発することを考えれば、今年はこの連休のすべてが渋滞期間になるかも知れませんね。

←こんな感じの渋滞覚悟の帰省ですが、昼ならまだしも夜になるとこれまた大変です。
家族は寝てしまって車内は静か!
そのうち眠気が襲うも、しっかり前を見ていないと危ないので、運転する私もイライラにじっと耐えての運転が強いられます。
ただありがたいのは、一応、私の車は衝突安全装置や誤発進抑制機能が付いているので、その辺は安心と言えば安心ですが、これまた渋滞で発進停止を繰り返してちんたら走っていると、センサーが前車に反応してピーピー音が鳴ってうるさいときがある!
そのときは、ブレーキを踏んだりニュートラルにしてセンサーを解除しているのですが、どうも前車が大型トラックのときに顕著に現われるようです。
(壁と認識していると思います)
これだとこの車の安全機能がまったく生かされないし、渋滞時にはかえって邪魔でしかありません。(ヘタするとかえって事故ります)
何のために安全装置?って感じですが、付いていようがいまいが同じことです。
ただ、安全装置を解除するにしても渋滞中に注意するポイントは同じなので、一応、私の加入している自動車保険会社からメールで届いた注意事項を下に書いておきますね。
高速道路上での渋滞時に注意する自分の行動!

高速道路上での渋滞時に注意する自分の行動!
- 渋滞の最後尾に注意!
高速道路で一番多いのが追突事故
高速道路上のハイウェイラジオや電光掲示板、カーナビのVICS情報に注意する - 渋滞時や低速走行時の前車との間隔に注意!
前車も自分と同じ状況で注意散漫ということ
前車が気付いて急ブレーキを踏む可能性を示唆して前車との距離を十分に取る - 渋滞時の車線変更に注意!
走行車線と追い越し車線の間は十分にバイクが通行できる間隔がある
それに、多くの車に付いている衝突安全装置や誤発進抑制機能はウインカーを出している最中はセンサーが働かない
いくら車の衝突に対する安全性が向上しても、結局、動かしているのは自分です。
今のハイブリッド車は、どこかかしら痒いところに手が届かずやきもきしますが、センサー頼りの機能は100%、いや80%は信用してはいけないと思います。
ハイブリッド車にAI機能が付けばまた変わるでしょうが、今はまだ車の安全を守るのは”最後は自分の行動!”ということを意識して運転することを疎かにしてはいけませんね。
一般道、高速問わず小さな接触でも事故報告義務がある

事故を起こしてしまったときの最優先は”人命救助!”
今さらそう言ったことは当たり前なので割愛して、今回は運悪く事故ってしまったときの「車対車」のスムーズな事故処理方法について書きますね。

車を所有されている方の中で、「自動車保険(任意)」に加入されていない方はまずいないと思います。
事故のときに金銭的負担を軽減してくれるのが自動車保険ですが、もしちょっとした接触事故を起こしてしまったときはどう対処していますか?いや、しますか?
たとえ渋滞中の前車に”コツン”と軽く接触しても事故は事故なんですよ。
それを放っておくと後でえらい目に逢うかも知れません。
それが一般道路の接触で、原因者(ぶつけた人)が100%非を認めて、100対0(原因者が相手の車を全修理)を申し出たとしても、事故は事故で処理しないといけません。
道路交通法72条1項にはこういった条文が書かれています。
<道路交通法72条1項>
交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。
この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない
つまり、運転者には対人にせよ対物にせよ、自動車事故を起こしてしまった場合には、必ず警察に「事故報告」をしなければならない義務があり、これに違反すると5年以下の懲役又は50万円以下の罰金刑が科されます。
一般道であれば、この条文を無視してお互いの話し合いで解決する方もいると思いますが、後で相手方が交渉に応じず、自動車保険に頼らざるを得なくなった場合は、保険会社は相手にしてくれませんし、警察からはこってり絞られることになります。
それに、高速道路で起こした事故は”コツン接触”でも逃れられません。
高速道路上では、路肩に車を止めていればNEXCOさんがITVカメラで監視しているので、10分もすれば黄色パトがやってきて安全措置を始めますし、即、警察に連絡が入ります。
どちらも表立って事故があったと知られると、もはや言い逃れはできません。
どちらも素直に警察に届け出ることが賢明ですし、自分の身を助けることにもなります。
もし事故を起こしてしまったときのスムーズな処理方法

自動車保険に加入していれば、保険証書なり携帯タイプの事故時の緊急連絡先が書かれたカードが交付されるはずです。
保険証書は別にして、緊急連絡先カードは免許証の中に入れて常に携帯しておくべきです。
事故処理は迅速に行われることが鉄則ですし、あたふたしていても仕方ありません。

便利なことに、私の加入している自動車保険「セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)」には、カードに代わって「つながるボタン」、「つながるアプリ」というのがあります。
ボタンひとつ押すだけで、事故センターに電話が直接つながりますし、事故現場の位置情報も同時に送信されるので、事故処理がスムーズに行われます。
ロードサービスはもちろん、お願いすれば警備会社のアルソック(ALSOK)もすぐに駆けつけてくれます。

これは便利ですよね。
「セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)」加入者はこれを無料で使えます。
変な話、仮に旅先で事故って、保険会社に電話口で”事故現場の住所を教えてください!”って言われても、そんな場所ってすぐに分かる訳ないじゃないですか。
若い方ならスマホでの現在位置やカーナビの位置情報から伝えられますが、ご高齢の方や事故で気が動転している際には、そういった機転が利く方はそうはいません。
この機能は、認知症気味の高齢者にも便利ではないかと思います。
平成29年3月12日から「高齢運転者(70歳以上)の運転免許更新手続きの改正」が施行され、70歳以上の方は免許更新時に合理化講習、75歳以上の方は高度化講習(ともに認知機能検査)が義務付けられるようになりました。
そういった方にもこの「つながるボタン」、「つながるアプリ」が生かされるのではないかと思います。
いや、そういった方こそこの「つながるボタン」が必要なのではないかと思います。

セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)は、緊急時の「アルソック(ALSOK)」の駆けつけサービスも魅力です。
女性の方には安心のサービスではないでしょうか。
ちなみに今日現在、警備会社の駆けつけサービスを付加している自動車保険会社は以下のとおりです。
- 「アルソック(ALSOK)」:
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)←私が加入している保険会社です - 「セコム(SECOM)」:
セコム損保、ソニー損保、イーデザイン損保
もし自動車保険(任意保険)の更新時期が来ましたら、掛け金も大事ですが、契約後のアフターフォローも自動車保険を選ぶ決め手となります。
私は9月が更新時期なので、6月から保険料の見積もりが取れるようになります。
今、自動車保険は平成29年4月に一斉値下げを実施しているので、前回同様、↓の「保険スクエアbang!」に見積もりを取ろうと思っています。

保険金をできるだけ安く・・・も大事ですが、私は多少お金が掛かってもしっかりした保険会社を選んで、家計の節約にもなる保険会社を選びたいと思っています。
自動車保険更新時の見積もりは、3ヶ月前から保険会社十数社から一括で取れて比較できます。自分に合った保険を選んでください。
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