合鍵を作るだけでは済まされない裏事情~無くした鍵で起きる侵入犯罪の可能性! - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

合鍵を作るだけでは済まされない裏事情~無くした鍵で起きる侵入犯罪の可能性!

 
カギ交換

”合鍵は鍵メーカー名と鍵番号が分かれば誰でも作れる!”・・・
先週ですかね、松山市で他人様の家の合鍵を複製して、家に侵入したとして男が逮捕された事件が起きています。

犯人は愛媛大病院の契約職員で、マンションの管理会社社員を装って松山市内の女子大学生宅を訪れ、”鍵を見せて欲しい”と告げ、鍵メーカー名と鍵番号を入手した後、インターネットで合鍵を注文してして容易に犯行に及んだというものです。

本鍵や合鍵の管理については、その危険性をこのブログでも何度か取り上げていましたが、ネットで鍵メーカー名と鍵番号を告げるだけで合鍵が作れてしまうこと自体、意外と知らない人が多いのです。
今はそういったネットを使って簡単に合鍵を作れる時代なのです。



   合鍵作成で個人情報提示は必須~合鍵作成の抜け道は?

今回の事件を皮切りに、TVでも”ネットで合鍵を簡単に作る方法”が犯罪の温床みたいに報道されていましたが、ここで鍵屋さんの名誉のためにも言いますが、すべての鍵屋さんがネット注文で何でもかんでも合鍵をすぐに作ってくれるというものではありません。

真っ当な鍵屋さんであれば、合鍵(スペアキー)を作る際に依頼主に個人情報の提示を求めて、本人を確認した上で作成に入るといったステップを踏んでいます。
その提示する個人情報ですが、本人氏名と免許証等、住所、本鍵(マスターキー)の鍵番号とメーカー名、申込補足情報等になります

個人情報

ただ、この個人情報ですが、必ず提示しなければならないというものではありません。
そこがちょっとミソなんですが、”合鍵作成時に個人情報を提示する義務”はないのです。

とは言っても鍵メーカーから販売認定を受けている鍵屋さんは、個人情報を明かさない依頼者からの合鍵作製には基本的に応じていません。

が、しかし中にはそれから外れて本人確認ステップを踏まない鍵屋さんもいるわけです。
俗に言う”何でも鍵屋さん”というやつで、”合鍵作成時に個人情報を提示する義務はない”という大義名分が見え隠れするような鍵屋さんもあるのです。

今回の犯罪で犯人が利用したネットの鍵屋さんがどうだったかは不明ですが、ネットでも”5分で合鍵が作れます”と銘打った鍵屋さんが、個人情報の提示ステップをしっかり踏んでいるかどうかについては、はなはだ疑問が残ります。

またそういった鍵ショップの中には、今や防犯上最強と言われるディンプル錠の合鍵を作れる鍵屋さんも現れてきているようです。
でもそういった鍵ショップに限って、フルコンパチブルな鍵の複製は精度の面でもメーカーには遠く及ばず、鍵自体に引っ掛かりが出たり、しばらくして鍵が回らなくなったという話をよく聞きます。

古いカギ

私の家でも、自分で古いディスクシリンダー錠からディンプル錠にDIYで代えているのですが、高精度を要求するディンプル錠の合鍵作成をそういったショップには頼みたいとも思わないし、もし鍵をなくしてしまったら鍵メーカー認定の鍵屋さんに持ち込むしか方法が一番だと思っています。

左の画像ようなディンプル錠は、その構造が複雑すぎて街の鍵屋さんの鍵複製マシンでは作れないものであったり、メーカーを通した複製を義務付けている鍵メーカーさんもあるようです。
鍵を選ぶならディンプルキーが安全だというのはここにあるのです。

ただ残念なことに、このディンプル錠の合鍵は、基本、鍵ショップがメーカーに依頼して作ったり、メーカー認定ショップで作られてたりしているので、合鍵作成依頼から手元に届くまで3~4週間程度掛かるのが難点です。

それでも合鍵の作製は、時間が掛かってもメーカーに直接合鍵を依頼するか、メーカー認定ショップにお願いするのが、あとあと失敗しないで済むことになります。
”個人情報を提示しないで作れる合鍵作成”という抜け道はありますが、決して良いことばかりではなさそうです。
価格に惑わされることなく、安心できる鍵屋さんにお願いする方が長い目で見ればかえってお得かもしれません。

参考までに、大手鍵メーカーのMIWAは、美和ロックSD(サービス代行店)経由でしか合鍵の作製に応じていません。(合鍵はメーカー工場で造られます)
美和ロックSD(サービス代行店)検索で分かります。

GOALでは、支店・営業所、または最寄りのゴールメンテナンスステーション加盟店で作成してくれます。
ゴールメンテナンスステーション加盟店で検索できます。


   合鍵を作るメリットと鍵シリンダーを代えるメリット

ネットで合鍵を作ろうとする方のほとんどは、鍵の紛失によるものですが、中には家族が増えてスペアキーを追加で注文する方もいるでしょう。
鍵のメーカー名と鍵番号、個人情報の提示さえ拒まなければ誰でも合鍵を作れるのですから、世の中便利になったものです。

でも便利になったからといっても、鍵紛失には様々な裏事情があります。
家族が増えての合鍵作成は別として、問題なのは前者の”鍵紛失による合鍵の作製”です。
これは非常に重要なことで、鍵は”無くしたら合鍵を作ればいいや”では済まされない色々な問題を抱えています。

無くした鍵は、”この世のどこかに必ずある”ということを想像してみてください。
その無くした鍵はすでに第3者の手に渡っていて、これからどう使われるのかも分からないのです。

古いカギ

もしかすると鍵の紛失原因は、鍵の盗難によって他人の手に渡っている可能性もあるし、あるいは、鍵を落としたことを知っている第3者がそれを拾って保管している可能性だって否定できないわけです。

そういった場合、まず鍵の持ち主が誰かということはすでに知られているので、今、家に付いている玄関ドアの鍵は、あなただけの管理下に置かれているものではなくなり、第3者の管理下にもあるということになるのです。

”そんなの考え過ぎだ”と思いますが、過去にそういった鍵紛失が引き起こした事件というのはたくさんありますし、それによって「空き巣被害」を受けた方が何人もいるわけです。

我が家でも、家族がマスターキー(本鍵)を無くしたことがありましたが、そのときに初めて”ネットで合鍵が作れる”ことを知りました。
でも、私は合鍵を作るのではなく、鍵のシリンダーごと代えてしまうことを選びました。
その理由は以下のとおりです。

  • 家引渡しまではあくまでその鍵の管理者は工務店だった
    家を建てたときに、家の本鍵を工務店が管理していたことと、家には保守があるため工務店が独自に合鍵を持っている可能性もあった。
  • ピッキングに弱いディスクシリンダーが付いていた
    家引渡しのときに付いていた玄関ドアの鍵が、あまりにも防犯性に乏しいディスクシリンダーが付いていた。
    いずれ取り替える必要があった。
  • 家族がマスターキー(本鍵)をなくした
    これは、上で延べたとおり、どこの誰とも知れない第3者に本鍵を持たれるのは不安で仕方がなかったことと、鍵番号とメーカー名で簡単に合鍵が作れることを知っていた。

確かに合鍵を作ることも考えましたが、ネットで合鍵を注文するにせよ、免許証の提示などで個人情報はダダ漏れになるし、防犯の要である合鍵の届け先が自宅というのは、まるで”この家の鍵はこれで、住所はココだよ!”って、ショップに教えているみたいで、やはり個人情報ダダ漏れは絶対に嫌でした。

そうは言っても、落とした鍵の行方は分からないし、誰かに拾われて変にビクビクするのはもっと嫌なことなので、”だったら鍵シリンダーごと代えてしまえばこの二つの問題は解決する”ということに気が付いたんですね。

鍵シリンダーを購入するに時には、個人情報を提示する必要は一切ありません。
購入者の名前とシリンダーの届け先住所は必要ですが、普通のネットショッピングで物を購入するのと何ら変わりはありません。

しかも、”合鍵”という生々しいものではなく、製品としての鍵シリンダー+合鍵(5本くらい)の単品購入というものなので、ショップ自体も鍵番号などの控えというものは無いに等しいものです。

ご存知ないかも知れませんが、ディンプル錠の合鍵って、1本3,000円前後するんですよ。
送料、手数料を入れたらもっと高価なものになります。

片や、鍵シリンダー自体を購入した場合、合鍵はシリンダー本体に5本程度付属しているし、価格も4,000円程度のものからあります。
合鍵を作るよりも多少出費は多くなりますが、合鍵本数が多いし、鍵シリンダー購入と同時に合鍵を追加購入することもできるので、今後わずらわしい合鍵を作る必要がなくなるのがメリットです。

また、単独で合鍵作成を依頼した場合は、単品扱いということで合鍵作製技術料という割高な金額となるのですが、鍵シリンダーの購入は、製造された製品を買うだけなので、そういった技術料と言うのは微々たる金額だし、追加合鍵の値段もタカが知れています。

しかも、その鍵シリンダーを自分で購入してDIYで取り付ければ、なおさら合鍵作成費用と鍵シリンダー購入金額との差は縮まるし、何に付け、上で書いた”鍵を誰かに拾われて変にビクビクする”といった心配は一切なくなります。

鍵シリンダーを自分で購入して取り替えることは誰でも簡単にできますし、費用的な面を見ても鍵屋さんを通さないのでかなりお得になります。
鍵屋さんにお願いすると数万円掛かるものが数千円で取り替えることができるのですから。
鍵の交換方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。

参考記事:
カギの交換はだれでも出来る!!自分で出来るカギ交換はDIYがお得で防犯にも強い

もし、鍵を無くして合鍵作成を鍵屋さんにお願いすることがあれば、一度、鍵をシリンダーごと代えてしまう方法もあるということを覚えておくと、金銭的にも防犯的にもメリットがあるかもしれません。

参考になさって下さい。


270501取り付け方100





鍵と防犯グッズの卸売センター



関連記事
  広告関連!!










コメント
非公開コメント

トラックバック

https://kateibouhan.blog.fc2.com/tb.php/130-88812bd3


ホームセキュリティ高齢者 綜合警備保障 ホームセキュリティ 【資料請求】

▲PageTop