高層マンションのベランダから不審者が侵入!~守りにくい集合住宅の防犯上の弱点 - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

高層マンションのベランダから不審者が侵入!~守りにくい集合住宅の防犯上の弱点

 

東京都足立区で6月29日未明、若い女性宅のマンションの一室に、信用金庫職員の男がわいせつ行為目的で侵入し、警視庁に逮捕された事件がありました。

犯行が行われたのは今月5日の深夜!
男が夜、マンションの7階のベランダから侵入し、突然窓を開け、ベッドで寝ていた20代の女性を押さえつけて犯行に及ぼうとしたものの、女性が男に気付き大声を上げると、男はそのまま玄関から逃走したというものです。


  マンションの防犯神話はすでに過去もの!そして今は?

この事件で女性の身には被害もなく、無事で事なきを得たことは幸いですが、犯行に及んだこの男も大胆不敵!
マンションの7階のベランダから侵入したというのですから、高層マンションに住んでおられる方は驚きを隠せないでしょうし、あまりにも衝撃的な事件だったと思います。

この事件には予兆があったようです。

この女性宅からは、7階ベランダに干してあった?下着が盗まれる被害が起きており、そのときからこの女性宅は狙われていた可能性もあるのです。

しかしこの男!どうやって7階のベランダに侵入できたのでしょうか。
マンションの侵入犯罪で思いつくことは、”玄関ドアからの侵入”が多いと思われかちですが、実はベランダからの侵入も多く発生しているのです。

今回の事件を想像すると、ベランダからの侵入方法は3つほど考えられます。

  高層マンションのベランダからの侵入手口とその方法!

  1. マンションの隣の部屋から隔壁越しにベランダへ侵入!
    マンションにしろアパートにしろ、隣の部屋とはベランダに設置された隔壁があります。
    その隔壁を跨いで(乗り越えて)の侵入。
  2. ベランダの非常用ハッチからの侵入!
    マンションには、非常時のためにベランダ床に非常用ハッチが設けている場合があります。
    ハッチを開ければハシゴも付いているので、これを利用して下の階のベランダに降りての侵入。
  3. 上の階からロープで降りてベランダに侵入!排水溝を伝っての侵入!
    上の階のベランダにロープを括り付けて降りる。(この侵入手口は多いです)
    または、壁に括りつけられた排水パイプを伝ってベランダへ侵入。

今回の事件の真相は定かではありませんが、間違いなく”侵入口は7階ベランダから”ということなので、見上げるほど高い高層マンションと言えども、上の手を使えば簡単に侵入されてしまうということです。

ただ、ちょっと気になる点もあります。
被害女性は窓に鍵を掛けていたのでしょうか。

前回の記事で、

夏場の窓全開における危険性と居空き対策!~ついやってしまう窓開放外出!

という記事を書いていますが、まさにこの事件も、ベランダの窓の鍵の”無施錠”が引き起こした事件かも知れないのです!

”マンションだから安心!”・・・昔はそうだったでしょうが、そんな神話は今の時代、マンションのどこを探しても見当たりません。
今回の事件がいい例です。

それを裏付けるものとして、昨今、メディアで報道される事件の中には、マンション犯罪に関係した事件も多く報道されており、どの防犯専門家も異口同音に、いかに”オートロック”が役に立たないかを力説しています。

この報道を見て、マンションに住まわれている方の気持ちは尋常ではないとは思いますが、反面、これが”マンションの防犯上の穴(セキュリティホール)”だということも、誰もが薄々感じていると思います。
例を挙げれば、みんながエレベーターを使う中、それに隠れて不審者が非常階段を使うことでもセキュリティホールになるのです。

それに、不審者に入られたマンションの一室での犯行は、隣近所に住んでいる方に知られることなく、完全に近い密室的な犯行が行われるのも事実です。

”マンションだから安心”・・・
現実的に、そういった考えを見つめ直す時期に指し掛かっているのでしょう。

”オートロック”は確かに役に立つ場面もありますが、”万全ではなく穴がある”ということは知っておくべきことです。

  マンションセキュリティの現実と今後のあり方!

マンションのセキュリティ対策は、一戸建て住宅のセキュリティ対策と何ら変わりはありません。
不審者の侵入口は、限られた場所で窓か玄関しかないと考えれば、どちらであれ条件はすべて同じなのです。

今回の事件では、マンションでも、”一戸建てと同様に防犯に対して注意が必要”ということが立証されたような事件でした。

しかし、ここまで大胆にやられると、どうやって家の安全を守ればいいのでしょう。
正直、高層マンションのベランダという障害のない条件の中で、考えもしない外空間(異空間)からの侵入は、誰が考えても不自然だし、思いも寄らない行動なので、例えそれを考慮して対策したとしても、防ぐ手立てが非常に難しいものになります。

”マンションだからセキュリティシステムはいらない?”
そう言って安心している時代ではなさそうです。

マンション住まいの方でも、多くの方が「ホームセキュリティ」に加入されています
”家と家族の安全を守るための防犯対策”との思いですが、いずれにせよ、何らかのセキュリティ対策だけはしっかりとして、家の安全を守っていく時代なのです。

参考になさって下さい。




参考記事:
「被害者に聞く「ホームセキュリティ」の重要性~加入したきっかけは”防犯に不安”」


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