インテグラル錠の防犯強化方法~自分で簡単にディンプルキーにDIY交換する方法! - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

インテグラル錠の防犯強化方法~自分で簡単にディンプルキーにDIY交換する方法!

カギ交換

”インテグラル錠”というのをご存知でしょうか?
上の画像にあるとおり、ドアノブに鍵シリンダー(外側)とサムターン(室内側)が組み込まれた鍵のことです。

ドアノブ本体の価格の安さもあってか、ちょっと前までアパートや賃貸マンション、一戸建て住宅の玄関や勝手口にも多く採用されていたものですが、今でもその”インテグラル錠”が付いている家に住まわれている方も多いのではないでしょうか。

ただ、この鍵は平成15年9月に施行された「特殊解錠用具の所持の禁止等に関する法律」(いわゆるピッキング法)の施行から、新築物件にはほとんど採用されなくなりました
防犯上、色々と弱点が多いこともあって、各鍵メーカーがこぞって指定建物錠(後述)から外したのが普及しなくなった原因です。

でも、だからと言って、今付いている”インテグラル錠”を根こそぎ代えることはむずかしいし、まして賃貸住宅だと契約の問題もあるので、なかなか新しい鍵に代えにくいものです。
(本来は大家さんが防犯能力の高い鍵に代えてくれればいいのですが)

その防犯上弱いとされる”インテグラル錠”ですが、自分でドアノブを新しいものに交換するだけで鍵の防犯能力をグーンと向上させる方法があることをご存知でしたか?



   インテグラル錠の弱い防犯能力と指定建物錠の関係!

そもそもインテグラル錠って何で防犯能力が弱いのでしょうか、また指定建物錠とはどういった意味なのでしょうか。

指定建物錠・・・馴染みのない言葉ですが、建物(玄関錠等)の出入り口を対象とする錠のなかで、防犯上重要なパーツ(シリンダー錠・シリンダー・サムターン等)の防犯性能を表示させた錠のことを言います。

なので、指定建物錠の鍵を購入すると、普通、以下のような表示がされています。

<指定建物錠の表示>
  • 耐ピッキング性能表示
    ⇒性能表示の種類:10分以上、5分以上、5分未満
  • 耐かぎ穴壊し性能表示
    ⇒性能表示の種類:10分以上、5分以上、5分未満
  • 耐サムターン回し性能表示
    ⇒性能表示の種類:あり、なし
  • 耐カム送り解錠性能表示
    ⇒性能表示の種類:あり、なし
  • 耐こじ破り性能表示
    ⇒性能表示の種類:あり、なし

この表示は、平成16年4月から指定建物錠に対して防犯性能表示が義務付けされました。
(指定建物錠の防犯性能の表示に関する基準:平成16年1月国家公安委員会告示第1号)

防犯上弱いとされる”インテグラル錠”ですが、規定では明らかに防犯能力が低いものに関しては、鍵メーカーは性能試験を実施しなくてもよいことになっています。

え?!!何で?と思いますが、その代わりに、上記表示の”5分未満、なし”で表示、あるいは鍵メーカーが公表する”指定建物錠の指定”から外して販売されているのが実情です。
(これでいいんでしょうかね・・・ま!三文錠にまで指定建物錠を適用したら切りがないのは分かりますが)
事実、大手鍵メーカーのMIWAでは、すでに”インテグラル錠”はカタログ上、指定建物錠一覧から外れています。

ではなぜ”インテグラル錠”は規定から外れたのでしょうか?

古いカギ

ドアや枠がそもそも弱い構造の玄関ドアに付けられていることも原因ですが、試験の結果、上記基準で高性能が得られなかったことと、そもそも今の時代に合わないピッキングに弱いカギが付いていたのも原因の一つです。

昔に取り付けられたものは別として、今では”インテグラル錠”は、オフィス内や自宅の室内錠として使われていますが、これからの新築物件の玄関ドアにこの”インテグラル錠”が採用されることはほぼないと言えます。

では、今住んでいる家に付いている”インテグラル錠”で我慢するしかないの?と思いますが、ドアなどの構造的なものは仕方ありませんが、今付いているノーマルピンシリンダーの鍵を防犯能力の高いディンプルシリンダー錠に代えることで防犯能力を高めることができるのです。

古いカギ

ディンプルシリンダー錠って、画像のような鍵のことです。

多分、今住んでいる家に付いている”インテグラル錠”の鍵はノーマルピンシリンダーではないでしょうか?・・・それも5ピンとか6ピン(鍵山が5~6個くらいのギザギザしかない鍵)ではないでしょうか?

ディンプルシリンダーキーは、上の画像の鍵のように鍵特有のギザギザがありません。
その代わり、鍵の側面にディンプル(丸い穴)があります。
この側面のディンプル数とピン配列の複雑さにピッキングをさせにくくする効果があるのです。


   インテグラル錠の防犯能力を一気に高める方法!

過去昔、インテグラル錠がどの家の玄関にも採用されていた理由の一つに”価格の安さ”があります。参考に、近くのホームセンターに行ったときに撮った写真があるので載せますが、ほとんど4~5,000円前後で売られています。(ノーマルピンシリンダー仕様でです)

正直、家の防犯の要である玄関の鍵が4~5,000円前後で売られていると思うと、”こんなんで大丈夫かな~?”って何となく複雑な心境になります。


カギ交換

そのホームセンターで売られているインテグラル錠ですが、ほとんどALPHA(アルファ)製の錠でしたね。
参考に、その中の一つの製品(33M05-TRW-32D-100ALU)を例に、インテグラル錠の防犯能力を一気に高める方法を説明しますね!
*33M05-TRW-32D-100ALU⇒ピンシリンダー仕様)
*D36M5-TRW-32D-100ALU⇒(ディンプルシリンダー仕様)


カギ構造

インテグラル錠の形状は、どの鍵メーカーでも上の図のとおりですが、ホームセンターで売られているインテグラル錠のほとんどは、昔に普及した普通のギザギザ山が付いたノーマルシリンダー錠で、形状はこういった形の鍵(ノーマルシリンダー錠)が付属しています。

古いカギ

鍵はスペアを含め3本ほど付属していますが、いかんせん誰でもピッキングに弱そうな鍵だなと感じますよね。

もし、今、自分の住んでいる家の鍵がこんな感じの鍵でしたら、かなり要注意です。

インテグラル錠が”防犯上弱い!”と言われるのは、こういった昔からの製造過程を継承して作られているのも理由のひとつで、今となってはまったく時代に合わない鍵が付いています。

でもこの製品は、鍵メーカーが”指定建物錠”の指定から外した商品(多分)でしょうから、メーカーとすれば使い方は本人次第・・・”自己責任で使用して下さい”みたいなところもあって、今でも堂々とホームセンターの防犯用品売り場で売られているわけです。

もともとアパートや賃貸マンションに住み始めたときから付いている鍵ですから、仕方がないといえば身もフタもありませんが、こういったインテグラル錠にも防犯に強いとされているディンプルシリンダー錠仕様が出始めています。

鍵はどんな鍵でも、バールなどを使った大掛かりな破壊には太刀打ちできないものですが、ただ、バールなどでの破壊工作は犯行時の音が大き過ぎるので、やはり脆弱な鍵を狙ったピッキング犯罪が主流となっています。

であれば、今付いているインテグラル錠をディンプルシリンダー錠に代えてしまえば、ピッキング犯罪に対しても効果的ですし、それに合わせて防犯効果が高まることにもなるのです。


   インテグラル錠をディンプル錠に自分で交換する方法!

インテグラル錠をディンプルシリンダー錠に代える方法ですが、自分でDIYするだけで簡単に取り替えることができます。(プラモデル感覚で取り替えられます)
その方法として、ドアノブに内蔵されている鍵シリンダーのみの交換で済ましたいところですが、メーカーカタログにもその部品がほとんど載っていませんので、ドアノブごとの交換が手っ取り早いです。(もともと値段が安いですから)

さて、ここからが取り替え方法です。
どの鍵メーカーでもやり方は同じです。まず、今付いている鍵の側面を見てください!
多分、鍵メーカーと品番が刻印されていると思います。

古いカギ

製品ではこんな感じで刻印されています。
この例では、” ALPHA TA-E”と刻印されていますね。(ここでALPHAだと分かる)

次に、今付いているドアノブのセットバックとデッドボルトやラッチボルトの形状寸法を確認します。(詳細は上の画像を参照のこと)

最終的に、メーカーのカタログを参照して、サイズが一致していればそのインテグラル錠が使えます。
参考にALPHA製なら ALPHA WEBカタログで形状寸法が確認できます。

GOAL WEBカタログはこちら!

肝心の取り付け方法ですが、インテグラル錠の取替えは至って簡単です。
商品を購入すれば説明書も付いているので迷うことはありませんが、参考に取り付け方法の動画を載せますね。



・・・いかがですか?至って簡単に取り付けられますよね!面倒なのは形状確認だけです。

”インテグラル錠は防犯上弱い!”とあきらめていた方も多いと思いますが、ディンプルシリンダー錠の付いたインテグラル錠に代えるだけで、防犯能力はグーンと上がるのです。

その費用は?というと、まず、近くのホームセンターではディンプルシリンダー錠の付いたインテグラル錠は扱っていないようです。
なので、ネットで購入することになるのですが、私が以前、ネットで鍵を購入したショップの鍵と防犯グッズの卸売センターでは、5,000円ちょっとという値段でした。

参考価格:
D36M5-TRW-32D-100ALU(ディンプルシリンダー仕様)

これを鍵屋さんにお願いすると、出張費、取り付け費などで数万円掛かると思いますが、自分でDIYで取り替えるだけで5,000円ちょっとで済んでしまいます。

私が以前にネットで鍵シリンダーを購入したショップは↓のショップです。




鍵と防犯グッズの卸売センター

確かに安いですよね!
家の防犯の要である鍵がこの値段ですし、何より安心が買えるのですから。
大量仕入れで卸値価格になっているのだと思いますが、品数や種類も豊富なショップです。
参考になさって下さい!

また、鍵シリンダーだけを交換する場合は、以下の記事を参考になさって下さい。
DIYで鍵シリンダーだけを交換するお得な方法を書いています。
参考記事:
カギの交換はだれでも出来る!!自分で出来るカギ交換はDIYがお得で防犯にも強い



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