改正特定商取引法で訪問販売が過激に!~新たな手口の老老詐欺の実態!! - ゼロから始める空き巣対策~自己防衛で守る7つの秘訣

改正特定商取引法で訪問販売が過激に!~新たな手口の老老詐欺の実態!!


先日、見知らぬ来訪者に”不用意に玄関ドアを開けてはいけませんよ!”という記事を書いていますが、その記事に関連した事件が発生しています。
最近、新たな訪問販売の手口として”老老詐欺”という人の弱みを衝くような卑劣な詐欺が横行しています。

はて?・・・”老老詐欺って何?”・・・
「老老詐欺」とは、老人が老人を騙して金品を売りつけたり、お金を騙し取ったりといった詐欺手口のことですが、何も老人に限ってのことではなく、ネット環境に慣れていない40過ぎの熟年世代も被害に遭う可能性がある犯罪です。

この事件は、不用意に玄関ドアを開けてしまったがために起きてしまったもの!
さて、その”老老詐欺”の実態とはどういったものでしょうか。



  高齢者が騙されやすい新手の訪問販売手口|老老詐欺!

2ヶ月ほど前、平均年齢68歳という高齢振り込め詐欺グループが福井県警勝山署に逮捕された事件が起きています。
この事件では、”社会的地位を経験してきた高齢者同士の会話は家人を安心させる”という心理的なことを上手く利用して、言葉巧みに口座に現金を振り込ませる事件でしたが、こういった事件の例で多かったのが”老老詐欺!”

”訪問販売”で貴金属などのニセモノを売り付けられるというのは昔からありましたが、最近、そのやり方とはちょっと違った新手の詐欺が勃発しているのです。

老老詐欺のやり口は単純で、家人宅で無理に買取を迫る部下を、居合わせた上司が叱って家人に謝罪し、安心させた後、今度は上司がセールスをするという芝居掛かった手口ですが、高齢者にとって訪問販売は今だ身近なものとして位置づけられているせいもあってか、特に高齢の女性が騙されやすい手口となっています。
犯行手口は以下のようなものです。

ある飛び込み訪問販売員が、ニセモノ商品を売るために、ランダムに家のインターホンを押して、家人が不用意に玄関ドアを開けたと同時に中に入り込み、即座に偽セールスを始めると言うものです。

と、ここまでは昔からよくあることですが、家人に貴金属(ニセモノ)など見せつけた際に、わざを商品を落として”キズが付いた!売り物にならない!購入してくれますか?”と弁償を迫る手口です。

当然、家人は買うつもりもない商品だし、自分のせいで破損させたわけでもない商品を目の前にして困り果てるわけです。

そこで訪問販売員は、上司の判断を仰ぐため、上司を呼ぶという話を持ちかけるわけです。

連絡を受けた上司(グルです)は、家人の家に着くなり自社の訪問販売員を叱咤し、家人に対して”脅迫まがいなセールスをして申し訳なかった”と謝罪するわけです。
そこでグルの上司は、さらに家人に対してこう持ちかけるのです。

”この販売員も先月子供が生まれて、稼がなければいけないこともあって、家人様に無理を言ってしまった・・・申し訳ない!
ただ、この商品もこれでは売り物にならないので私も困っています・・・半値でいいので買取っていただけないでしょうか”・・・(←値打ちのない品を浪花節で売りつけるのです)

第三者から見れば完全に猿芝居ですが、当の本人はそれには気付く余裕もないはず!
この段階で訪問販売員(詐欺グループ)は、家人の心を読み切っているのです。

核家族でしかも高齢一人暮らしの女性などの場合は、まず日常的に話し相手がいないので、話し相手が欲しいし、自分の話も聞いてもらいたいという心理が働きます。
つまり、自身の孤独解消の意味もあって訪問者の話を聞くケースが多いのです。

同世代の高齢者同士の会話なので話も合うし謝罪もしている。
そのうち、家人が最初に持っていた疑いというものが、最後には同情という感情を持つことを詐欺グループは知っているわけです。

こういった人の良心にずけずけと入り込んで、騙して物を売り付ける・・・これが”老老詐欺”のやり方なので、知らないうちに老老詐欺の被害者になるかも知れないということも知識の中に入れておくことが大切です。


訪問販売は、古い時代から日本に備わっている販売方法です。
例を挙げると”富山の置き薬”が有名ですが、薬局が少なかった時代にはどの家でも重宝されたものです。

しかし、今はインターネット上で何でも買える時代に突入し、今まで便利だった訪問販売も年々数を減らしています。
我が家でも昨年、”富山の置き薬”を業者さんが引き取りに来ましたよ。

ただでも”訪問販売”で物が売れなくなった今では、何とか商品を売ろうとする会社が、営業マンを脅してノルマを課してまでも売らせる方向でしょうし、その結果が、今回のような卑劣な”老老詐欺”を生んでしまったのかも知れませんね。

でも、今時の訪問販売ってどうなのでしょう・・・少し見方を変えてみましょう!

インターネット販売が主流となっている時代に、訪問販売をやっている販売会社って本当に大丈夫なのでしょうか?

例えば大手百貨店の”三越”などは、今だに訪問販売をしていますが、それは以前、商品を購入していただいた顧客に訪問するといったもので、しかも前もって連絡して訪問するタイプのものです。

このように、すべての訪問販売が怪しいとは言いませんが、訪問販売員は、誰しも口が上手く言葉巧みに”売ろう売ろう”とします。
素性の知れないものは手を出さないのが賢明だし、一番気をつけることは、”不用意に玄関ドアを開けないこと”が身を守るため、被害に遭わなための方策です。

最近では、物を売るための訪問のみならず、貴金属の買取を目的に買取り員が訪問する時代ですから、なおさら気を付けて行動するべきです。

さて、この訪問販売ですが、訪問販売をするにしても法で定められた”ルール”というものがあり、それに違反すると、即、営業停止となります。

その法律は、「特定商取引法」というものですが、昨今の買取ブームの影響で無理やり買い取ろうとする業者も増えたため、その行き過ぎた行為を規制するための法律です。
今までの法律では、消費者の意向に反するものへの罰則や、物品の売主である消費者を保護するための法令の規定が存在していなかったこともあり、摘発まで至らなかったケースが多すぎたのです。

国もそういった問題を規制するため、平成25年2月21日に改正特定商取引法を施行しました。

その内容とは以下のようなものです。
いつ訪問販売の被害に遭うかも知れないので、知っておいても損はない内容です。


  知っておいて損はない!改正特定商取引法で変わった事

先にも言いましたが、平成25年2月21日に特定商取引法が改正されました。
改正には、”訪問販売”と”訪問購入”に重きを置いている内容となっています。

私は実際に訪問販売の被害に遭ったことはないので、今回の内容で”なるほどね!”と思うことが結構ありました。
今回は、私達に身近な”訪問販売”の改正点についてちょっとご紹介します。

  改正特定商取引法における訪問販売での主な改正点!

訪問販売というのは、事業者が一般消費者の自宅等へ訪問して、商品、権利の販売又は役務(サービス)の提供を行う取引、キャッチセールス、アポイントメントセールス等のことを言います。

 訪問販売での主な改正点!
  • 訪問販売員が一度訪問して断られたらさらに勧誘はできなくなった!
    訪問販売では、はじめ消費者から勧誘する承諾を受けないと始められなくなりました。
    ”買いません!いりません!”といった意思表示をされたら、その家では2度と訪問販売することはできなくなり、それに違反するとりっぱな法律違反となります。
  • 一度に大量の商品を売り付けた場合は無効扱い!
    消費者がそれを望んだ場合を除き、通常、必要とされる量以上の物を売りつけた場合は、契約はすべて無効となります。
    これに違反した場合は、行政処分の対象となります。
  • 訪問販売でのクーリングオフの有効期限は8日間!
    クーリングオフは、契約書面を交わしてから8日間有効となります。
    その場合でも、販売業者がクーリングオフに対して虚偽の説明や内容を記載した場合は、有効期限に関係なく契約を解除できます。

今回の改正は、あくまで事業者が一般消費者の自宅等へ訪問して、商品、権利の販売又は役務(サービス)の提供を行う取引、キャッチセールス、アポイントメントセールス等に適用されるものです。
ただし、今まで説明してきた”老老詐欺”は犯罪は犯罪でも、そのやり方自体はこの「改正特定商取引法」を遵守したうえでも行うことは可能です。

今回の重要ポイントは、”買いません”という意思表示をするかしないかで変わってきます。
もし、不用意に玄関ドアを開けて、買いたくもない商品のセールスが始まったら、即座に”買いません!”と意思表示をしましょう。

それでもしつこく勧誘を続けるなら、”これ以上勧誘すると消費者センターに連絡しますよ!”とひとこと言えばいいだけです。
違反業者は、実名で消費者庁のウエブページで公表される仕組みとなっているので、業者も手を引く以外に方法がないのです。

参考:消費者トラブルに関するご相談
特定商取引法ガイド(消費者トラブルに関するご相談:全国の消費生活相談窓口)

ネット情報でも溢れている販売業界ですが、ご高齢の方はなかなかネット環境に馴染めず、つい訪問販売に手を出してしまうこともあります。
ご家族で注意しあったりするだけでも”老老詐欺”を防ぐ手立てになるはずです。
参考になさって下さい。


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