「空き巣被害」に遭わない家は、空き巣に嫌われる防護方法を知っている
Byko1ro
秘訣7:「空き巣」が避ける家の特徴を知る
「空き巣対策」は、空き巣に嫌われる家にする!!
1)「空き巣」の行動パターンを読む
(1)嫌われる家:「空き巣」が侵入に手間取る家
「空き巣被害」に遭わないためにはどうすればいいか、、、。ここまで、秘策1~6で述べた通り、「空き巣」には決まった行動パターンがあるのです。
「空き巣」は家屋へ侵入する際にはリスクを考えます。
「空き巣」のリスク回避方法をご存知でしょうか。それは、短時間で「空き巣」を完了させること。
言い換えれば、侵入するのに手間取るほどリスクが大きくなるのを「空き巣」は知っているので、侵入に手間取ると大半の「空き巣」は侵入をあきらめるのです。
左は「空き巣」が侵入をあきらめる時間(警察庁調べ)をグラフにしたものです。
このグラフによると、大半は侵入時間が10分以内で行われています。
10分以上時間を掛ける「空き巣」もいますが、これは先にも述べた「リスク」が低い場合であり、例えば完全に人がいない事が分かっている、帰宅時間が分かっている場合など特殊なケースです。
侵入をあきらめる時間は、5分以上かかると7割、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。
「空き巣」に入られるかどうかは、5分、長くても10分間、「空き巣」の侵入を防ぐ事が出来れば家の安全を守れる可能性が高いことが言えます
(2)嫌われる家:「空き巣」に犯行をあきらめさせる家
左の図は「空き巣」に犯行をあきらめさせる要素をグラフ化したものです。
「空き巣」は周辺の近所付き合いが盛んで、地域ぐるみで「防犯」に取り組んでいる「住宅街」を嫌います。
地域警察と連携して犯罪に取り組んでいる地域は、「空き巣」もリスクが大きいので避ける傾向にあり、その結果が左のグラフに表れています。
「空き巣」が犯行を止める一番の理由は、”人に声を掛けられた”ことによります。
この辺に住んでいない、見たことがない人が家を覗きこんでうろうろしていれば誰にでも不審に思われるからで、”顔を覚えられた、犯行がやりづらい”ということが一番犯行を止めさせる要素となっています。
ここで意外なのが、「セキュリティーシステム」が付いた家にも「空き巣」は侵入しているという事です。
セキュリティーシステムを導入している家は逆に「空き巣」に対してシステム任せのところもあり、「空き巣」被害に対して無防備の傾向が強いようです。
セキュリティーシステムを導入している家は確かに「空き巣」に対して威圧感がありますが、目に見える補助的防犯対策を施すことで、さらに「空き巣」に嫌われる家になります。
その他、補助錠、面格子の設置やセンサーライト、VTR設置などの対策も「空き巣」が犯行をあきらめる重要な要素になります。
2)「空き巣」に嫌われる防護対策(まとめ)!!
- 「空き巣」の行動パターンを読む
- 地域ぐるみで防犯に取り込んでいる住宅街は防犯に強い
- 「空き巣」は人に声を掛けられると犯行を止める傾向にある
- 「セキュリティーシステム」は完全ではない
- 「空き巣」に嫌われる理由を知る
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